順相・逆相マルチモードカラム

Nardis (ナーディス)

従来のカラムで保持・分離が困難なときに

	逆相＋両イオン交換		順相＋両イオン交換

おもな仕様

ご注意

	両イオン交換カラムですが，カチオン物質アニオン物質の同時分析を目的としたものではありません。
	固定相にイオンリガンドを含むため，移動相には必ずpH調整剤と適度なイオン強度が必須となります。
	イオン交換モードを有しており，本カラムの運用に際しては「グラジエント溶出」が必要となります。
	固定相は弱イオン交換リガンドであるため，物質にイオン性官能基が複数存在する場合やpKaが4-5の有機酸などの弱イオン性物質は，分析条件によっては複数のピークになる場合があります。
	本製品は，すべての物質の保持やピーク形状を保証するものではありません。分析の最適化には移動相（有機溶媒，pH，イオン強度）の工夫が必要です。

順相・逆相の定義

順相+IEX (Nardis ND-NX) と逆相+IEX (Nardis ND-RX)の溶出挙動

両イオン交換性

	Nardis ND-RX（逆相系）と ND-NX（順相系）には弱アニオン基と弱カチオン基が導入されています。これにより，おもに強イオン性化合物の保持や分離改善に効果が発揮されます。両カラムに導入されている弱イオン交換基は同じもので，以下のような特性があります。

Nardis 固定相のイオン交換性

製品紹介

関連情報

	Nardis 日本国内価格表