Cadenza C18シリーズ |
Cadenza CX-C18 |
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極性基エンドキャッピング・汎用ODSカラム |
カデンツァ |
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特長 高極性から低極性化合物までバランスの取れた汎用型ODS固定相 |
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おもな仕様 粒子径3μm(Cadenza CX-C18), 5μm(Cadenza 5CX-C18) |
ハイブリッドシリカを含む従来のシリカ系ODSカラムには,オクタデシル基の導入後,シリカ表面に残る「残存シラノール基」を減少させるための「エンドキャッピング処理」が必要です。 これにはメチルシリル化合物による表面処理方法が伝統的に用いられています。 しかし逆相分離の観点からすると,シリカ表面にはODSリガンド由来の疎水基とシリカ表面上のエンドキャッピング由来の疎水基という二種類の異なる疎水基が存在することになり,疎水的相互作用の応答が不均一になる結果,ピーク形状や理論段数に悪影響を与える場合があります。 トリメチルシリル基(TMS)などの古典的なメチルシリル基によるエンドキャッピングではなく,革新的な極性基(エーテル,水酸基)によるエンドキャッピング法を開発し,Cadenza CX-C18に採用しました。 溶質の疎水基はおもにオクタデシル基(ODS)と相互作用し,親水基は極性基エンドキャッピング構造と静電的相互作用します。その結果,疎水性の高い強塩基性化合物のピーク形状や理論段数の改善が期待されます。 また,固定相表面上の疎水基/親水基の分布が空間的に局在化することによって溶質の立体構造を認識する効果が増し,従来カラムとは異なる分離特性が得られる可能性があります。 新規なエンドキャッピング法によるCadenza CX-C18で,汎用性の高い逆相分離の世界が広がります。 |
文献情報 |
関連情報 |
Cadenza
CX-C18 テクニカルレポート TR08A (PDF)
Cadenza
CX-C18 Technical Report TR08A (English PDF) |
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