ユーザーレポート


アジレント・テクノロジー株式会社



  ハロ酢酸の告示法に基づくLC-MS/MS分析
Unison UK-C18 ハロ酢酸(MCAA, DCAA, TCAA)に関し,Agilent 1200series(HPLC), Agilent 6460(Triple MS),および Imtakt Unison UK-C18 (150x4.6mm, 3um) カラムを用いて,告示法に準拠したLC-MS/MS分析をおこないました。
その結果,2-200ppbの範囲で良好な直線性が得られました。また水道水による2ppbの添加回収率も良好でした。しかも注入量50μLという大容量注入に適したカラムであることも検証されました。

高極性対応カラムUnison UK-C18は,Agilent LC-MS/MSシステムとともに,環境分析分野においてもその活躍が期待されます。

技術資料

  インタクトアミノ酸のLC-MS分析
Intrada Amino Acid 誘導体化しないインタクトなアミノ酸のLC-MS分析専用カラム Intrada Amino Acid は各社LC-MSに適合します。
Agilent 1260 Infinity LC System - Agilent 6130 Sigle Quad. LCMS Systemを用いて,タンパク質構成アミノ酸20種類,および醤油中の遊離アミノ酸の分析を検証しました。
50μM標準アミノ酸溶液を用いたところ,シングルMS検出でありながら,いずれも高感度に分析することができました。またこの条件を用いて500倍希釈した醤油中の遊離アミノ酸も実分析することができました。

Agilent の高感度Single Quad. MS と Intrada Amino Acid カラムにより,誘導体化を必要としないアミノ酸分析への応用が期待されます。

Imtakt Technical Information, No.735

Imtakt Technical Information, No.736

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